BLOG テラスブログ
2018.10.24
たてしなさんぽ通信
七色大かえで
今週の月曜日(22日)安曇野の隣町、池田町へ行ってきました。
池田町は数年前に日本一長寿の町にもなった所です。
目的は久しぶりにこれを見る為。
「七色大かえで」です。
池田町の中心から少し外れた大峰高原にあります。
ちょっと前までは穴場スポット的なところでしたが、
ここ数年ですっかり有名になって多くの方が訪れるようになりました。
テラスから高速道路も利用して2時間ぐらいかかります。
初めてこのかえでを見た時はホント大きさにびっくりしました。
まるで盆栽の超巨大版です。
下の写真の木の右側に人が写っていますが、
比べていただくとと大きさが分かると思います。
この大かえでの盆栽の様な形になったのは人の手と木の生命力によるもので、
昭和20年代に大峰高原を開拓するときに発見されました。
その時は開墾のため伐採することになりましたが、あまりに大きくて根をどうすることも出来ず、
ただそのままだと開墾地が日当たりが悪くなるので根から1mだけ残し上は切り丸坊主にしたそうです。
しかしすぐに開拓が進まず、しばらくは手つかずで20年ほど過ぎました。
昭和40年代に入り、大峰高原に牧場が出来ることになり、道を整備していく途中で大かえでが
再発見されました。 開墾のため周りに木が無くなり、日当たりも良かったせいでまるで
盆栽の様な形になったそうです。
大かえでの樹齢は約250年、かえでとしては奇跡的な大樹です。
数年前の冬には雪の重みで大きな枝も折れりもしました。
私が初めて来たときには枝に触れるぐらいのとこまで近づけましたが、
今では根の保護のため、あまり近づく事が出来なくなりました。
でも遠目から見ても十分迫力があります。
機会がありましたら是非、行ってみて下さい。
ナイトフロント 杉山
CATEGORYカテゴリー
ARCHIVE過去の記事
- 2025年の記事一覧(4)
- 2024年の記事一覧(14)
- 2023年の記事一覧(16)
- 2022年の記事一覧(22)
- 2021年の記事一覧(46)
- 2020年の記事一覧(57)
- 2019年の記事一覧(72)
- 2018年の記事一覧(87)
- 2017年の記事一覧(70)
- 2016年の記事一覧(17)