BLOG テラスブログ

2021.07.11

たてしなさんぽ通信

2つの国宝と湧き水の街 〜松本〜

信州も梅雨空が続いています。7月中旬にもなりそろそろ梅雨明けの雰囲気にもなって来ましたが・・・

先週の休みの日(7日)の午前中、雨が上がっていたので久々に松本の街を散策しに行って来ました。
テラス(蓼科高原)から車で高速を使うと1時間ちょっと、下道でも1時間半で行くことが出来ます。またドライブを楽しみながらビーナスラインを走って行くルートもあります。

初めに立ち寄ったのが松本城。松本の街には2つの国宝があり、そのうちの一つです。
五重六階の天守が現存している最古のお城。天守の築造年は1590年ごろ(いくつか説があります)で、前身の深志城は1500年ごろの造られたと言われています。戦国時代には武田、織田、上杉、徳川とそれぞれの勢力の拠点に移り変わりました。江戸時代には徳川とゆかりの深い6家の家々が城主につきました。

お城の周りは公園に整備され、内堀の中の天守と本丸庭園を見学するには入場料がかかりますが、今回は中に入らず外から眺めていました。天気良い日はお城のバックには北アルプスを望むことが出来ますが、今日は雲の中でした。春には庭園の枝垂れ桜、お堀のソメイヨシノ並木と桜の名所としても有名です。

お堀ぶちを歩いて次の目的地へ向かいました。

次に寄ったのがもう一つの国宝、旧開智学校校舎。お城から歩いて15分ほどのところにあります。
1876年に建てられた明治時代初期の擬洋風建築の校舎で、文明開花時代の建築物として知られています。国宝には2019年に認定されました。
残念ながら耐震工事中で建物内部の見学はできませんでしたが、建物前の庭には入る事ができ、外観は見る事がで来ました。

松本は街散策にやさしい?街です。なぜかと言うと至る所に井戸があるからです。その井戸からは今も豊富に湧き水が溢れています。もちろん飲料水として利用出来ます。散策する際には水分補給の為のマイボトルを持っていく事をおすすめします。水には不自由しません。

そして松本市民に「神道(しんとう)」と呼ばれ親しまれたきた、四柱神社にも寄りました。
松本駅からお城へ行く途中、女鳥羽川沿いにあります。縁結びの神社として知られたいますが、近年はパワースポットとしても有名になって来ました。
ぐるっと2時間ほど街を散策していましたが、雲行きが怪しくなって来たのでここで切り上げる事にしました。

2時間ほどでしたが結構汗をかきました。夏の街散策には今頃までの気候がギリギリかもしれませんね。


ナイトフロント 杉山

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