BLOG テラスブログ

2021.09.05

たてしなさんぽ通信

黒部ダム、下から見てみました。

9月になりました。
今月に入ってから秋雨前線が列島に停滞して雨の日が続いています。この長雨が終わると秋がやって来そうですね。今月中旬には3000m級の信州の山々では紅葉も始ります。

先日(3日)、日本でも最大級のダム 黒部ダムへ行って来ました。長野県大町市から富山県立山市へ抜ける立山黒部アルペンルートの中にあります。アルペンルートの最高地点 室堂は本州でも最初に紅葉が始まるところとして有名です。

今回はテラスのワンデイトリップに便乗させて頂きました。黒部ダムの入り口の扇沢には10時20分に到着。黒部ダム行きの10時30分の電気バスに乗り込みダムへ向かいました。2018年まではトロリーバズが走っていましたが、翌年から現在の電気バスが導入されました。
扇沢の天気は曇りでガスっていましたが、ダムに着く曇り空は変わりませんがガスはなく視界は良好でした。

黒部ダムには何回も来ていますが、今回のダムを下から見てみました。

ダム駅で電気バスを降り、ダム方面には向かわずホームをまっすぐ進むと登山者出口の表示があり、そこを進むと外に出れます。この先は旧日電歩道と言って上級者向けの登山道なりますが、今回は黒部川の河原まで約20分の下りです。河原までは道も分かりやすく、看板もいくつかありますので迷うことはないと思います。急な登山道を下っていく水の音がだんだん大きくなって来ました。河原に到着すると一本の橋がかかっています。橋の上を少し渡るとここで初めてダムが見えて来ました。

そして橋を対岸まで行くと大迫力の観光放水が見えてきます。橋からは観光放水の一箇所しか見えませんが、橋を渡切り少し高いところへ上がると森の中から二箇所からの観光放水を見る事が出来ます。ダムから約700mほど離れていますが水飛沫はここまで飛んで来ていました。
川の水は冷たくとても澄んでいて、少し深いところ色はエメラルドグリーに見えます。

30分ほど大迫力の黒部ダムを独り占めし、ダム駅へ戻ることにしました。行きは急な下りを20分でしたが、帰りは急な登りを40分。登山をされてない方にはかなり辛い登りになりますので覚悟して下さい。私も汗だくだくになりながらダム駅に到着しました。

その後、えん堤の歩道まで行き下流方向を見ると先ほどまで居た橋がちっちゃく見えました。
天気も太陽は顔を出してくれませんでしたが、視界はずっと良く立山連峰の雄山も見る事が出来ました。9月下旬から10月上旬にかけて室堂から大観峰、そして黒部ダムへと順に紅葉前線が下ってきます。

約3時間ほどの黒部ダムの探索でした。
下からダムを見たい方は短い時間ですが急な登山道を下り登りし、足場も悪い所がありますのでトレッキングの準備はして下さいね。

ナイトフロント 杉山


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