BLOG テラスブログ
2021.10.23
たてしなさんぽ通信
紅葉がやって来た。
今週は一気に寒くなりましたね。
信州の山々では初冠雪が記録されました。蓼科高原から八ヶ岳連峰を見ると白くなっているのが分かります。また遠く北アルプスの山々は早くも真っ白になっています。
気温が下がり木々の紅葉スイッチもONになったようで、蓼科高原にも紅葉がやって来ました。現在は標高2000mから1500mの間が見頃になっています。
私は今週木曜日(21日)にテラスから車で10分程のところにあります横谷峡を散策して来ました。
標高は1500m〜1200mぐらいで見頃bashoより少し低いところにあります。渋川沿いの渓谷で、春夏秋冬トレッキングが楽しめます。
朝9時、横谷峡の駐車場に車と止めてトレッキングスタート地点の乙女の滝へ向かいました。乙女の滝にも太陽が当たりキラキラ輝いています。虹も見えます。
滝周辺の紅葉はまだこれからといった感じでした。滝からマイナスイオンを少し頂きトレッキングをスタートしました。渋川沿いの遊歩道を進み、横谷温泉旅館さんの横を通り抜け霧降の滝へ。朝の冷え込みとこの辺りの遊歩道は日陰になりますのでかなり寒かったです。
霧降の滝付近も乙女の滝との標高差はありませんのでこちらの紅葉もこれからと言った感じでした。ここから王滝までは少し急な登り坂が始まります。遊歩道を進むに連れて標高も少し高くなり木々の色も変化して来ました。
スタートから40分程で王滝に到着しました。
それでも王滝周辺の紅葉はまだ3割ぐらいでした。王滝の東屋で少し休憩をしておしどり隠しの滝へ向かいました。
王滝〜おしどり隠しの滝間の遊歩道沿いは日当たりの良いところが多く、木々の色づきも進んでいるようです。遊歩道上の落ち葉もだいぶん増えて来ました。
約20分でおしどり隠しの滝に到着。
おしどり隠しの滝は標高1500mぐらいですが、滝の周りは日当たりが良いので紅葉は見頃となっていました。落ち葉も岩に張り付いています。
目には紅葉と青空と滝、耳には滝の音と野鳥の囀り、肌には冷たい川の水とピリッと冷えた空気、鼻には森の香りと滝の匂い、マイナスイオンも加わり五感が刺激されました。
おしどり隠しの滝の横には山の宿明治温泉さんがあり、その横を通り5分ほど行くと御射鹿池に到着します。
御射鹿池の周りの紅葉ですが唐松はいい色になっていましたが、広葉樹の紅葉は少し、この週末から来週あたりが見頃になりそうです。それでも十分神秘的でした。午後になると陽の光が池の木々に当たり紅葉がより綺麗に輝きます。
この日は平日でしたが数年前にできた池の駐車場はすでに満車状態になっていました。ここ数年ですっかり蓼科高原の人気観光スポットに変身です。
御射鹿池からは来た道を戻ります。
おしどり隠しの滝へ戻る途中、北八ヶ岳の茶臼山と縞枯山を見ると少し雪が積もっているようでした。これで雪の白、紅葉の色、針葉樹の緑がそろい、3段紅葉の完成です。
北アルプスでは3段紅葉はよく見れますが、八ヶ岳は降雪が遅いのであまり見れません。今年はラッキーです。
帰りはほとんどが下り坂なので1時間ほどで戻ることが出来ました。トータル約3時間の一足早い紅葉トレッキングになりました。
テラス周辺の標高1200m付近の紅葉は今月下旬から来月上旬に掛けてが見頃になりそうです。
ナイトフロント 杉山
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