BLOG テラスブログ
2021.11.08
たてしなさんぽ通信
秋の信州街歩き
信州の秋も深まってきました。今週に入って地元のニューズでは紅葉前線が信州の市街地にも下りて来た事を伝え始めています。とは言っても信州の市街地は標高が高い。
茅野市役所でも標高801m、高尾山(599m)やスカイツリー(634m)より高い所にあります。東京や大阪、名古屋の街へ紅葉前線がやって来るのは半月から1ヶ月先になるでしょうね。
今週、信州の小京都とも言われている小布施の街を散策して来ました。
テラスからだと高速を使って約2時間、長野県の北東部に位置しています。今月のワンデイトリップのコースにもなっています。
小布施の街のにはすでに紅葉前線はやって来ていました。
街中心部の町営駐車場に車を止めて街歩きスタート。まずは中心部から少し離れた所にある浄光寺薬師堂と岩松院へ向かいました。
中心部から2kmほど離れた所にありますが、街の観光スポットを回る巡回バスに乗らずに街歩きなので歩きます。
30分ほどで浄光寺薬師堂に到着。門前の大銀杏が黄色く染まり始めていました。石段を登って薬師堂にご挨拶。この浄光寺の創建はなんと天平2年(730年)と言われています。現在の薬師堂も室町時代初期のもので国の重要文化財に指定されています。
次に向かったのは岩松院。浄光寺からは500mほど離れた所にあります。岩松院と言えば葛飾北斎の天井絵「八方睨みの鳳凰図」が有名です。
描かれたのが1848年。今まで一度も塗り替えられたことがないそうですが、173年前と変わらない鮮やかな色で鳳凰が睨みを効かせています。
これは必見です
浄光寺の門前でランチをとり中心部に戻り北斎館へ。小布施には何回か訪れていますが北斎館に入るのは初めてです。
北斎館には北斎の晩年の肉筆画を中心に版本や錦絵など多くの作品が展示されています。一度は見た事のあるあの絵やこの絵がありました。
また北斎が天井絵を描いた街の祭屋台が展示されています。
個人で楽しむ分であれば中の撮影もOKでした。
北斎館を出た後は周辺をぶらり。栗で有名な小布施には和洋の甘味処がいっぱい。各お店ではこの時期特に栗を使った商品がたくさん出ています。また酒蔵も2つあります。いろいろなお店が北斎館の周辺にギュッと詰まっていて、風情ある小径や裏道を使って簡単に回ることが出来ます。
あと小布施の街を歩いているとこのような看板が時々目につきます。これは個人の方が一般の方に庭を開放していて自由に入ることが出来るしるしです。小布施町内には数十ヶ所ありますので、キレイにされた庭を巡る街歩きも良いかも知れませんね。
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