BLOG テラスブログ

2022.01.16

たてしなさんぽ通信

メルヘン街道スノートレッキング

先日(12日)、冬季通行止めのメルヘン街道へスノートレッキングに行って来ました。
前日の11日は日中から夜にかけて雪が降り、蓼科高原でも20cm以上の積雪がありました。山はそれ以上、誰の足跡もない新雪の上を歩けると思い出掛けることにしました。

メルヘン街道へは北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅から向かいます。山頂駅付近はガスっていて風も強く条件としてはあまり良くありませんでしたが、とりあえず無理せず行けるところまで行くことにしました。

グリーンシーズンではメルヘン街道 麦草峠まで片道2時間ほどで到着します。しかし前日の雪で登山道のトレースは全て消えてしまっていて、森の中の道はなんとか分かるのですが平原は全く分かりません。目印として立っているのポールに向かって歩くのですが、何度も道から外れてヒザ上まで雪にハマってしまいました。
でもこれが楽しくて来たので。

新雪の中を2時間ほど奮闘し、ようやく登山道からメルヘン街道(国道299号)に出ることが出来ました。ここからは麦草峠まで30分ほど国道上を歩きます。山小屋の人でしょうか、真新しいスノーモービルが走った跡がありました。

風は強く5メートル以上はあり時より突風が吹いてきます。麦草峠までは追い風になるので坂を登るのには楽でした。空は雲が目まぐるしく流れ太陽も時より顔を出してくれる様になって来ました。通常動物の足跡などが無数にあるのですが、この日は強風で雪が飛ばされ全て消されていました。

国道上を30分歩き、無事に麦草峠に到着、時間はお昼の12時。この先の白駒池まで行く予定でしたが、麦草峠から白駒池まで往復約1時間、ロープウェイの最終は16時、行きは麦草峠までは2時間半、帰りは登りも多く新雪で進みにくい、諸々を考慮してここで戻ることにしました。歩きやすい雪道でしたら白駒池や高見石もと考えていたのですが断念です。

麦草峠付近で少し休憩を取ろうと思ったのですが、そんなのんびり出来そうな所が見当たりません。仕方なくそのまま戻ることにしました。

麦草峠からメルヘン街道側の登山道入り口までの下りは向かい風。ただ先ほどより幾分弱くなった感じがします。空も東の空には青空が広がって来ました。
ロープウェイ山頂駅を出発してからここまで誰とも会っていませので、この時間帯で誰とも会わないという事はこちらは方面に来たのは今日は私だけだった様です。

登山道に入り
ロープウェイ山頂駅まで再び新雪との格闘です。森の中の道は行きに自分で付けてトレースがありますで楽でしたが、平原では風で行きのトレースが消えてしまっていました。

山頂駅に15時半ごろになんとか到着。最終の1本前に乗車することが出来ました。
案の定、帰りは新雪と体力消耗で少し時間がかかってしまい、白駒池を諦めて正解でした。

帰りのロープウェイの中の温度計を見たらマイナス8℃。風のない車内でこの温度なのでトレッキング中はマイナス10℃以下だったことになります。
それでも極寒の中、足跡のない雪の上を進む雪と風と樹氷の中の楽しいスノートレッキングになりました。

ナイトフロント 杉山


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