BLOG テラスブログ
2022.01.24
たてしなさんぽ通信
冬の湿原トレッキング
新しい年になって間もなく1ヶ月が経ちますが、蓼科高原では昼間でも冷蔵庫並み、それより低い気温の日が続いています。雪は2、3度降りましたが大雪にはなっていません。ただ気温が低いので溶けずに結構残っています。
先日(1月21日)、この冬初めて八島ヶ原湿原と鷲ヶ峰へ行って来ました。
テラスから八島ヶ原湿原まではビーナスラインを通りますが路上には結構雪が残っていて、白樺湖から先は全て雪道でした。
朝8時半ごろに湿原の駐車場に到着。ここはいつも数台分のスペースしか除雪されてないので心配でしたが、まだ1台だけで難なく止めることが出来ました、
先に鷲ヶ峰に登りその後で湿原を一周する予定で、駐車場からアイゼンを付けて出発しました。
湿原展望台まではスノーシューの跡がありましたが、その先の鷲ヶ峰ルートには何もありません。トレースの跡も見当たらず、しばらくはこのコースを誰も通っていない様です。
案の定、登山道上でも膝上まで積雪があるところもありました。ルート上には印がなく迷う場所もいくつかありましたが、わずかに残るトレースの跡と何度か登った時のイメージでルートを選び登りました。幸いな事に天気は良く風邪も弱かったのでその分は登りやすかったです。
雪と奮闘しながら約1時間で鷲ヶ峰山頂に到着。この日は雲が多めでアルプスや御嶽山などの山々を望むことは出来ませんでしたが、富士山だけはうっすらと見えました。眼下には諏訪湖も。今年は4年ぶりの御神渡りの出現に期待が膨らみます。
山頂も50cm近くの雪で覆われ、休憩できるスペースが見当たらず、仕方なく直ぐに下山することにしました。
下山中も誰ともすれ違いませんでした。まだ午前中ですが、もしかするとこの日も私以外は登ってないかも知れません。
下山後は湿原を一周しました。湿原展望台から奥霧小屋までの木道にはスノーシューの跡がありましたが、そこから先の遊歩道はキツネさん以外この日は誰も通っていない様です。うっすらと残っていたトレースの上を歩きましたが、試しに少し横を歩いてみると見事に腰近くまで潜ってしまいました。
後半の木道にもこの日は誰も通ってない様です。木道から外れないよう慎重に歩きました。一周して湿原展望台の近くまで戻って来ると真っ白の雪原に湿原の中に入ることを許されているキツネさんの足跡が中心部へと伸びていました。
湿原1周には1時間半ほどかかり、鷲ヶ峰往復に約2時間、トータルでは3時間半ほどのトレッキングになりました。結局休憩はほとんど取らずに歩きっぱなしになってしまいました。
軽いスノートレッキングのつもりてスタートしましたが、意外とハードなトレッキングになりました。
ナイトフロント 杉山
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