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2022.08.28

たてしなさんぽ通信

天空の植物園 〜白馬五竜高山植物園&小遠見トレッキング〜

8月も下旬になりましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。今年は雨が多いので高原の蓼科でもちょっと湿度が高い気がします。

先日(8月24日)、蓼科より標高の高い所へ涼を求めて行って来ました。場所は白馬村にある白馬五竜高山植物園です。テラスからは車で約2時間ほどかかります。

スノーリゾート「エイブル白馬五竜」の1500m付近のゲレンデにあり、五竜テレキャビン(ゴンドラ)に乗って上って行きます。テレキャビンからの景色は紅葉時の絶景スポットとしても有名です。

テレキャビンを降りるとヤナギランのお花畑が迎えてくれました。

ゆっくり植物園を回るのは後にして、もう一つの目的でもある小遠見山へのトレッキングに出発しました。往復で2時間半ほどトレッキングです。スタート地点までは植物園内にある展望リフトに乗ってさらに上って行きます。
展望リフトを降り、少し階段を登ると地蔵の頭の地蔵ケルン(標高1676m)に到着します。

この地蔵ケルンは様々なメディアに登場しています。映画やドラマなどの撮影で良く使われています。ここからは北アルプス後立山連峰が綺麗に見れるはずですが、この日は雲の中でした。ここからトレッキングがスタートです。

トレッキングと言ってもほぼ登山、時間は短いですが小遠見山まで標高差300mほどのずーっと登りです。始め一ノ背髪という場所まで30分以上ほぼ階段を登って行きます。私は小遠見山までですが、五竜岳への登山ルートでもあり、五竜岳に登る方はここでオーバーペースしてしますと後々かなり大変になりますね。
ひたすら階段を登りようやく一ノ背髪に到着。標高は1,892m、約200mほど登って来ました。周りはまだガスっていて眺望はありません。少し休憩をして残り100mほど登ります。

すると標高1950mあるニノ背髪あたりで急にガズが晴れ始め青空が見えて来ました。ただずーっと晴れている訳では無く、雲が入れ替わり立ち替わり流れて来て時折青空を隠します。そこから15分ほど進み小遠見山山頂に到着しました。

小遠見山は標高が2007m。山頂からは鹿島槍ヶ岳の「カクネ里雪渓」をみることが出来ます。この日は雲の中で見ることは出来ませんした。「カクネ里雪渓」は2018年に氷河として認定されました。

山頂で少しのんびりとコーヒータイムを取り休憩しました。山頂滞在中は一人しか登って来ませんでした。五竜岳登山の方以外でトレッキングする方は皆無だったようです。テレキャビン乗り場から上を見上げると山は雲の中だったので皆さん敬遠したようですね。

山頂でも時々、スカーっと雲が抜けるのですが残念ながらアルプスの稜線までは見ることは出来ませんでした。30分ほど滞在して下山する事にしました。

登って来た道と引き返します。1時間ほどで地蔵の頭に到着。登り初めと同様辺りはガスっています。「これじゃ誰も登ってこない訳だ」と思いました。
行きはリフトを使いましたが、帰りは高山植物園の中と通って歩いてテレキャビン乗り場へ向かいました。

この時期、植物園ではあちらこちらでお花畑を見ることが出来ます。普通の山では1ヶ所で見ることのないコマクサとマツムシソウなど植物を観察できるのが植物園の良い所です。

これほど沢山のお花畑があると蜜を求めて多種多様の昆虫が飛んでくるようですが、この日は太陽が隠れていたせいでそんなに飛んではいませんでした。

のんびりと植物園の中を下って行き、テレキャビン乗り場に到着。植物園についた時には見えませんでしたが、下はガスが晴れているようで白馬の街をみることが出来ました。日も差しているようです。

もう少し居ようかどうか迷ったのですが、トレッキングでかいた汗を流すため下山して温泉に向かう事にしました。白馬は冬のスノーリゾートのイメージが強いですが、温泉地でもあります。

白馬村でトレッキング&植物園散策を楽しみ、温泉で癒されて帰って来ました。

ナイトフロント 杉山


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