BLOG テラスブログ
2022.09.17
たてしなさんぽ通信
天空の里 〜遠山郷 下栗の里〜
9月も中旬となり、信州では早くも紅葉の便りが届き始めました。アルプスの山々の山頂付近では紅葉が始まっています。蓼科高原では例年ですと10月中旬ごろから見頃が始まります。
先日(9月14日)にテラスのワンデイトリップに便乗させていただき、南信州の秘境「下栗の里」へ行って来ました。
下栗の里があるのは南信州、飯田市の南の端、遠山郷にあります。テラスからは車でノンストップで行っても2時間半はかかります。ワンデイトリップでは途中2回ほど休憩をして約3時間かかりました。
下栗の里は日本のチロルとも表現され、標高800m〜1000mの斜面に人々が今も暮らしています。最大38度の斜面のところもあります。近くからは縄文土器も発見されている事からかなり昔から人が暮らしていたようです。
里の食事処 はんば亭の前に観光駐車場があり、そこから約20分遊歩道を進むと天空の里ビーポイントがあります。。ここは下栗地区の方々が森林を整備して遊歩道や展望台を作りました。上の2枚の写真はとこからの撮影です。
この日は天気にも恵まれ、素晴らしい絶景を見る事が出来ました。
下栗の里の特産物と言えば急斜面で育てられた「下栗いも」。小ぶりのジャガイモでデンプン値が高く、煮込んでも煮崩れしないそうです。この芋を他の場所で育てても下栗と同じ味にはならず、下栗の土でしか旨味が出ないそうです。
そのジャガイモの収穫後の畑に播かれるのが「そば」。8月下旬から9月半ばにかけて里は白いぞばの花が咲いています。この「下栗そば」の実のほとんどは栽培契約された都会の専門店に出荷されるそうです。
この日もそばの花がとても綺麗でした。
そんな秘境の下栗の里はこれからの秋の紅葉の時期が一番観光客が訪れるそうです。
行かれる方は運転に十分注意して下さい。最寄りの国道152号からは全長7m以上の車輌は進入禁止になって、道幅も狭くクネクネした山道です。
また飲食のお店も、現地で見たところ2軒しかありませんでした(もしかしたらもう少しあるかも知れませんが・・・)。秋の観光シーズンには事前に飲み物や食べ物を買って行ったほうが良いかも知れません。
その他いろいろと現地での注意事項がありますので、行かれる前に下栗の里のホームページで確認するのをおすすめします。
ナイトフロント 杉山
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