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2024.03.19

たてしなさんぽ通信

雪山登山 〜蓼科山〜

3月に入り暑さ寒さ繰り返し、春が近づいている感じがします。現在蓼科高原周辺では路肩や日陰には雪が残っていますが、徐々に少なくなって来ています。しかし八ヶ岳の山々はまだまだ雪深く雪解けには程遠いです。

3月18日(月)にテラスからも見える蓼科山へ雪山登山に行って来ました。

今回はビーナスライン沿いのスズラン峠の登山口より登りました。朝6時30分ごろに駐車場に到着。駐車場ではキツネさんが出迎えをしてくれました。すでに車が1台止まっています。
アイゼンを装着しスタートしました。この日の天気は晴れですが雲は多めで、スタート時点では蓼科山には雲がかかっていました。登山道はトレースもしっかりあり踏み固められて歩きやすかったです。

1時間ほど登って行くと下山してくる方とすれ違いました。駐車場にあった車の方のようです。なんと朝3時過ぎから登り始めたそうで、山頂では雲に囲まれ何も見えなかったと言っていました。

登山開始から約1時間半、周りの木々に霧氷が付き始めました。雲で覆われていた部分まで登って来たようです。

山頂まではあと少し、ここが一番傾斜のきついところです。山頂方向を見上げると青空が見えます。雲が晴れている可能性が出て来ました。
樹林帯を抜け最後の岩場を登り約2時間半、9時過ぎに山頂に到着しました。

山頂の三角点まで行ってみると・・・

・・・雲に覆われ景色は見えません。

ただ上空は時折青空が広がり、太陽も見え隠れしています。少し待てば晴れそうです。
山頂の気温はマイナス10度前後、この日は全国的に強風が吹き荒れた日でしたが、私が山頂にいた時間帯はそれほど強くなく寒さにも耐えられるぐらいで、我慢できる体感気温でです。蓼科神社にお参りをし、山頂をウロウロしながら雲が無くなるのを待つことに。

空は晴れたり陰ったりを繰り返し30分ほど経ちましたが、雲がなかなか抜けません。そろそろ寒さに耐えるのも厳しくなって来たので、諦めて下山しようかと思っていると、山頂にまとわりついていた雲がスーッと抜けて景色が広がり始めました。

気温が低いため視界がとてもクリアで、北・中央・南の各アルプスはよく見えます。八ヶ岳の山々は少し雲がかかっていましたが、それも徐々に無くなっていきました。

そうなると再び山頂を30分ほどウロウロ。思う存分白と青の世界を満喫しました。10時を過ぎると風が強くなり始めたので下山をすることにしました。
登り時は気温も低く登山道の雪も締まっていましたが、下りは気温が上がり日も当たって雪が緩んで少し歩き辛かったです。

約2時間で下山、12時ごろに駐車場へ到着しました。
久しぶりの登山の楽しみました。

八ヶ岳の山々は6月上旬まで雪が残っていますので、登山される方は雪の準備も忘れずにして下さいね。

ナイトフロント 杉山


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