BLOG テラスブログ
2025.01.15
たてしなさんぽ通信
松本あめ市
新年を迎え蓼科高原では冬らしい寒い日が続いています。信州でも北部では積雪が多くなっていますが八ヶ岳山麓では今のところ少なめです。ただ八ヶ岳の山々の上の方ではしっかり積もっているようです。
年が明けて半月ほど経ちましたが、先日松本へ新春恒例のあめ市に行って来ました。
あめ市は江戸時代から続く松本の伝統行事です。昔、1月11日の市始で市の神を祀っていた深志神社で塩を売るようなり、それが「塩市」と呼ばれ、今日の「あめ市」の起源と言われています。また上杉謙信公が武田信玄公に送った「義塩」が届いた1月11日を記念したと言う説もあります。少なくとも江戸時代前期から開催されていた記述があるそうです。近年では1月11日にこだわらず1月中旬の土日の2日間で行われるようになりました.
そして2日目の日曜日は松本市街地の中心地が広い範囲で歩行者天国になります。私もこの日(1月12日)に伺いました。
福飴の露店
福だるま
10時ごろに歩行者天国になる場所に到着。歩道や広場にはすでにたくさんの屋台が出ています。歩行者天国は10時20分からスタート、時間なるとあっという間に車道にも屋台が立ち並びました。
あめ市と言うこともあってあちらこちらで福飴が売られています。昔は松本に20軒近くも飴屋さんがありましたが現在は3軒のみだそうです。また飴と同じぐらい福だるまもあちらこちらで売っています。
私も福飴を2袋とちっちゃな福だるま一つ買いました。
歩行者天国では複数の会場で出し物が行われます。同時に行われるので人が1箇所に集中することがなく、私のいる時間帯では極端にごった返すところはありませんでした。
和太鼓や演舞の競演、七福神に扮した方々など時代行列や神輿、武田軍と上杉軍に分かれて行われる綱引き「塩取合戦」、新春抽選会など様々なイベントが行われます。
2時間ほど歩行者天国をぶらぶらして、最後に歩行者天国の中心にある四柱神社でお参りして帰ってきました。
晴れていましたがちょっと寒かったので塩取合戦の綱引きは見ずに引き上げてきました。
ナイトフロント 杉山
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