BLOG テラスブログ
2021.06.11
たてしなさんぽ通信
八ヶ岳ブルー!
6月に入り、夏山登山シーズンが始まりました。
例年ですと6月1日に南八ヶ岳では赤岳、北八ヶ岳では北横岳でそれぞれ開山祭が開かれるのですが、今年は昨年同様にコロナ影響で中止になってしまいました。そんな中でも感染防止対策をしながら登山を楽しむ方が増えてきました。登山道の雪もほとんど無くなりました。
今年の6月は天気の良い日が多く登山好きの私はうずうすしていましたが、ようやく休みと晴れが一致した9日(水)に天狗岳に登ってきました。
天狗岳は八ヶ岳連峰の中央部にあり、西天狗と東天狗の2峰に分かれています。最高点は西天狗の2645mです。
朝5時半、日の出と共に唐沢鉱泉口から登り始めました。苔の森の中を登り、尾根伝いを歩き、最後に岩場を登ります。スタートして約2時間半、西天狗に到着しました。
ご覧の通り空は八ヶ岳ブルーが広がっています。
西天狗山頂で景色を見ながら朝食を取り、少し休憩をして東天狗へ向かいました。西天狗からは20分ほどで到着します。東の山頂に着くと、なんと密。狭い山頂に20名近くの登山者がいました。私の登ったルートにはほとんど人がいませんでしたので、別ルートから登った方がかなりいたようです。これは回避しなければと思い、東の山頂にはまた戻って来る事にして、一旦素通りしてお隣の山、根石岳へ向かいました。稜線を30分ほど歩くと根石岳山頂に到着します。標高は2603mです。到着した時には山頂に私を含めて4人だけでした。密回避!
根石岳からは天狗岳の2峰がホント綺麗に見えます。ブログ始めの写真がその眺めです。
山頂から天狗岳の反対側、南の方向には南八ヶ岳の硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳を間近に望むことが出来ます。
山頂からの景色を満喫し東天狗に引き返すことにしました。ふたたび東の山頂に戻ってみるとさっきの密が嘘のように人がまばらでした。先ほどは人が多く写真を撮らずに素通りしてしまったので、今回は人を気にぜず写真を撮ることが出来ました。
まだ10時半前、ちょっと早いですが下山を開始することにしました。
下山途中の標高2400mにある山小屋、黒百合ヒュッテの前にはオオヤマザクラが咲いていました。標高が2500mを超える八ヶ岳の山々ではようやく春が始まったばかりのようです。
唐沢鉱泉口に13時半には到着。それでもトータルで約8時間の登山となりました。
梅雨入り前にもう一度休みと晴れの日が一致すればどこかにまた登りたいと思います。
ナイトフロント 杉山
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