BLOG テラスブログ
2021.08.09
たてしなさんぽ通信
真夏の登山 〜北アルプス 唐松岳〜
8月8日は山の日でした。本来は8月11日ですが東京オリンピックの関係で昨年と今年は例外的に移動になりました。
山の日が出来て今年で5年目。子供たちは夏休み中で大人はお盆休みと元々がお休みだった方多いのでピントこない方もいると思いますが、山岳県長野に住んでいて山好きの私は少し実感があります。
今月初め(8月4日)に北アルプスの唐松岳に登ってきました。
唐松岳の入り口白馬村まではテラスからは車で2時間ほどです。
先ほどブログをプレイバックしてみたら昨年もほぼ同じ時期に登っていましたので、あまり内容がダブらないようにします。
登山口までは3本のゴンドラとリフトを乗り継いで標高1830mまで上がります。朝7時のゴンドラ運行同時に上がりました。
天候は晴れ、山には雲がかかっていますが良い天気です。この日は信州でも猛暑日を記録した日で暑さと戦いながらの登山となりました。
7時半に登山口の八方池山荘をスタートしました。第一目標の八方池までは約1時間で到着。八方池までは観光の方も来れるコースです。八方池越しの白馬三山の風景は有名で雑誌やテレビなどでも多く紹介されていますが、残念ながらこの日は雲がかかって見る事が出来ませんでした。でも青空が池に写り雲がかかった山々の景色も十分キレイです。池の辺りには立ち寄らずそのまま進みました。
ここからが本格的な登山です。次の目標の丸山ケルンまでも約1時間。気温もかなり上がってきました。丸山ケルンの手前には扇雪渓があります。ここは雪渓から冷気が流れ涼しです。この辺りから少しガズが出てきました。
予定通り約1時間で丸山ケルンに到着。ここで休憩を取りエネルギー補給して再び歩き始めると、少し行ったところで数人の方が立ち止まって何かを見ています。ゆっくり近付いて行くと草むらの中に動くものが・・・
雷鳥のメスです。
昨年登った時には会えませんでしたのでラッキーです。しばらく静かに様子を見守っているとさらに草むらの中で動くものが・・・ ピーピーとかわいい声が聞こえてきます。ちっちゃな雷鳥の子供達でした。草むらから数羽の雷鳥の子供達が見え隠れし始めました。残念ながら写真は撮れませんでした、ごめんなさい。
少しの間、雷鳥の親子の様子を見守り、そして元気ももらい、山頂へ向かいました、あと1時間あまりです。
暑さと戦いながらもなんとか時間通りに山頂に到着しました。山頂ではガズが晴れて上空には青空が広がっていました。
本来ですと上の写真の奥には剱岳を含む立山連峰の山々が見えるのですが、この日は雲を被っていて見る事が出来ませんでした。それでも雄大な景色です。日差しは強いですが風もほとんどなく、気温は20℃を少し超えたぐらいでとても過ごしやすい気候でした。
山頂で景色を見ながら昼食をとり、30分ほど滞在しましたが、午後から天気が崩れる予報が出ていたので下山をすることにしました。
山頂付近には高山植物の女王、コマクサも多く生息しています。コマクサに後ろ髪を引かれる思いで下山して来ました。
下山時には登りの時に素通りした八方池に立ち寄りました。この時期、池の中を覗くと今年生まれた小さなクロサンショウウオを見ることができます。この日も辺り近くの池底に見ることが出来ました。
下山時も残念ながら白馬三山は顔を出してくれませんでした。以前、白馬に住んでいた時にはよく見れていたのですが、やはり年に数回の訪れだと難しいですね。
天気は最後まで持ってくれました。
下山後は美人の湯で有名な白馬温泉へGO!です。
ナイトフロント 杉山
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