BLOG テラスブログ

2023.02.06

たてしなさんぽ通信

氷瀑スノートレッキング

今年の冬は雪は少なめです。ここのところは雪の日が多くなりましたが、12月下旬から1月下旬にかけては約1ヶ月ほど降雪を伴う雪はありませんでした。雪は少ないのですが寒さは厳しいです。連日最低気温はマイナス5℃以下、マイナス10℃以下の日も数日ありました。

寒さが続いていますので冬の風物詩でもある「横谷峡の氷瀑」も成長しているかと思い、先日(3日)横谷峡へ氷瀑スノートレッキングに行ってきました。

横谷峡入口の駐車場に車を停めトレッキングスタート。もちろんスノーブーツを履き、念の為にアイゼンとポールも持参。
まずは渓谷の入り口にある「乙女滝」に立ち寄ります。

乙女滝の水量は夏と比べるとかなり少なく半分ほど凍っています。滝壺付近には鍾乳石の様な立派な氷柱が出来ていました。

乙女滝から川沿いを3分ほど歩くと横谷温泉旅館さんに到着します。温泉旅館さんの横を通り裏手に回ると本格的にトレッキングのスタートです。
5分ほど進むと霧降の滝に到着。冬のこの時期には遊歩道を挟んで滝の反対側に人工の氷瀑ができています。
霧降の滝を過ぎると遊歩道は急坂になります。今年は寒く雪が締まっているのでアイゼンなどは使わずにスノーブーツのみで登ることができました。霧降の滝から10分ほど坂道を登ると氷瀑に到着します。

思った通り氷瀑は立派に成長していました。今年は雪が少ないので氷瀑の部分がよく分かります。朝9時台だったのですが誰も来ず、独占して氷瀑を眺めることが出来ました。
そう言えば2、3年前に氷瀑前で地元テレビ局の方にインタビューされそれがお昼のニュースに流れたことがありました。

再び歩き出し奥にある王滝へと向かいます。雪道を30分、川の音を聞きながら遊歩道を進み王滝に到着しました。

東屋のある展望台から王滝を見下ろすと滝の両サイドに氷柱が見えます。遠くからなので小さく見えますがかなり大きな氷柱のようです。秋の紅葉の王滝もいいですが、冬の雪景色の王滝もいいですね。

ここから先のおしどり隠しの滝や御射鹿池までの道は狭くなりアイゼンが必要になって来ますが、今日はここまでにしました。東屋で少し休憩し来た道を引き返しました。

再び氷瀑に到着。この時も誰も居ず再び独占状態。先程は氷瀑ばかり見惚れていましたが、流れる川に目を落とすと「氷クラゲ」が、あちらこちらで泳いで?いました。

約2時間の氷瀑スノートレックでしたが、ほぼ横谷峡独占状態で霧降の滝まで戻った時にようやく人とすれ違いました。

冬は御射鹿池までルートを行ったことがないので次回は池まで行きたいと思います。

ナイトフロント 杉山


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