BLOG テラスブログ
2023.02.19
たてしなさんぽ通信
安曇野の白鳥
ここのところ天気の移り変わりが早くなって来ています。テレビでは安曇野の白鳥の北帰行が始まったニュースが流れていました。春が少しだけ近づいているようです。
先日(16日)、その安曇野へ白鳥に会いに行って来ました。
場所は安曇野市明科の御宝田遊水池。安曇野ICから約10分、犀川沿いにあります。安曇野市には白鳥の飛来地が御宝田遊水池と犀川白鳥湖の2ヶ所ありますが、こちらの御宝田遊水池の方が比較的近くで観察することが出来ます。
御宝田遊水池からは北アルプスも一望でき、この日は天気が良く雪を被った常念岳や燕岳などの北アルプスの山々がよく見えました。
遊水池には13時ごろに到着しました。お昼を過ぎているのに気温はまだマイナスで、白鳥たちは寒さを凌ぐために丸まってあまり動いていませんでした。ここには白鳥以外の水鳥も沢山いて、鴨などは手が届くくらい近くで観察できます。
時間によっては200円でバケツに入った餌を鳥たちにあげる事が出来ます。この日は残念ながら今日与える分の餌は終わっていました。
メインの遊水池から5分ほど上流に歩くと白鳥のみがいる池があります。ここは犀川の流れを利用して水を入れ替えているので水がとても澄んでいます。
優雅に泳いでいる白鳥たちの中に頭の黒い白鳥がいました。これは幼鳥でシベリア?生まれ、今シーズンが初の渡りだったかもしれません。
約1時間ほど写真を撮りながら観察をして、そろそろ帰ろうかなと思っていたらどこからともなく白鳥が舞い降りて来ました。慌てて空を見上げると十数羽の白鳥が舞っています。
急いでカメラを向けたのですがスピードが早くてなかなか上手く撮ることが出来ません。白鳥が真上を通過した時にはすごい羽音が聞こえました。それでもなんとか頑張って数枚撮ることに成功。白鳥たちの旅の無事を願って帰って来ました。
今シーズン、安曇野に飛来した白鳥は約500羽で、昨年と比べて200羽ほど少なかったそうです。これからだんだんと北帰行進み数も少なくなって行きますが、2月いっぱいはまだ観察できると思います。
ナイトフロント 杉山
FacebookとInstagramもチェック!
CATEGORYカテゴリー
ARCHIVE過去の記事
- 2024年の記事一覧(12)
- 2023年の記事一覧(16)
- 2022年の記事一覧(22)
- 2021年の記事一覧(46)
- 2020年の記事一覧(57)
- 2019年の記事一覧(72)
- 2018年の記事一覧(87)
- 2017年の記事一覧(70)
- 2016年の記事一覧(17)