BLOG テラスブログ
2024.05.10
たてしなさんぽ通信
初春の上高地
信州の山々は長い冬がようやく終わり、今が初春といった感じです。標高が2500mを超えると残雪もありまだまだ雪が降ることがあります。
先日(5月7日)、ワンデイトリップのバスに乗せてもらい北アルプスの麓、春まだ浅い上高地へ行ってきました。この日はあいにくの雨模様でしたが、新緑の上高地をトレッキングしてきました。
上高地の入り口、大正池から歩き始めました。しっかりレインウェアを着込んでスタートです。GW明け&雨模様ということもあり人はかなり少なめでした。穂高連峰や焼岳は残念ながら雲の中です。
大正池付近では池畔から写真を撮る方々がいましたが、トレッキングをする方はあまりいない様です。
大正池から田代橋までの森の中の遊歩道では風が無く木々のゆれる音がしないので野鳥たちのさえずりが良き聴こえました。
大正池から河童橋まで1時間ほどかけてのんびり歩きました。雨も若干小ぶりに。上高地バスターミナル付近まで来ると人も増えて来ました。観光バスも十数台止まっています。混んでるかなあと思い、河童橋へ行ってみると橋の上にはあまり人がいません。みなさん屋根の下で雨宿りをしているようですね。
橋から穂高連峰の方向を見ると岳沢までは見えましたが、2000mぐらいから上は雲の中でした。今日は穂高の山々の山頂は見えそうにありません。
今回は雨模様なので河童橋周辺でのんびり過ごそうと思っていましたが、雨も小降りになって来たので明神まで歩くことにしました。
河童橋から明神までは約1時間。雨という事もあり明神まで行く人はほんの僅かでした。途中、ニホンザルさんに遭遇。私の前をまるで道案内をしてくれている様に歩いています。木の上からも声がしました。見上げると子猿が母猿にしがみ付いています。
明神が近くなって来ると先ほどまで小降りだった雨が強くなって来ました。到着時は本降りになってしまいました。
明神周辺はニリンソウの群生地で、見頃を迎えようとしていました。雨で花の開きはイマイチでしたが、それでも見事なお花畑です。明神まで足を伸ばした甲斐がありました。
雨の中、写真を撮り、穂高神社奥宮でお参りをして河童橋へ戻って来ました。
この日は残念ながら終始穂高の山々は雲の中で見ることは出来ませんでしたが、新緑が始まったばかりの上高地を満喫しました。
上高地はGWに開山祭が開かれ夏山シーズンがスタートしましたが、山にはまだ雪がいっぱいです。上高地が新緑から深緑へ変わる頃、雪も少なくなり本格的な登山シーズンのスタートします。
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